子宮内膜症原因解明に期待

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不妊につながる場合がある子宮内膜症の関連遺伝子が東京大学、札幌医科大学、慶応大学、理化学研究所の研究チームにより発見された。患者約1900人の全遺伝情報『ゲノム』 を健康な約5300人と比較し、患者に多い遺伝子の異変を網羅的に調べた成果で原因の解明や予防、治療などに役立つと期待されている。この遺伝子は『CDKN2BAS』は9番染色体にあたり、DNAの一部配列が特定パターンだと発症確率が約1.4倍高かった。同遺伝子は子宮で働いており、がんへの関与も指摘されている。子宮内膜症は、同様の粘膜が子宮以外の卵巣などにも生じ、痛みや出血などの原因となる。女性の方は大変でしょうが一日でも早く原因の解明や治療方や薬が開発される事を願っています。