難治性がんの新たな治療方法

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旭川医科大学内科の水上講師らは、血管再生能力を持つ細胞の移植によってがん細胞周辺の腫瘍血管を修復する治療技術を開発した。これまでの腫瘍血管の発達を阻害する治療とは全く異なり、血管の機能を正常に修復、再生する治療法で血管の機能が正常になることにより、『1』がん細胞を低酸素環境から解放『2』薬剤供給路の確保、転移ルート遮断『3』幼弱血管の異常形成の終息の効果があり、これにより、抗がん剤、放射線の治療効果を高め、膵臓がんなどの難治性がんにおいて新しい治療方法の展開が期待される。