Oー111

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mini_110507_09240001.jpg Oー111と言われる細菌は、いわゆる大腸菌の一種で、体内に入ると腸管に出血をもたらすのが特徴だ! 堺市などで、かいわれから発見された Oー157と同じ仲間だ! (O)と言うタイプの抗原をもつ大腸菌で、111は発見された順番だ! 主に牛などの腸管がすみかである。 通常は加熱処理をすれば死滅するが、今回の様に生で牛肉を食べると、潜伏期間の2~14日間に恐ろしく増殖し、特に毒力の強いベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすものを、腸管出血性大腸菌といいます。 通常は人から人へ感染する事はなく、75度で1分加熱処理すれば死滅するので、此から梅雨になり食中毒の起こりやすい季節になるので、くれぐれも生食には注意したい!